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 「2025年の崖」を乗り越えろ!中小企業が今すぐ始めるべきDX対策3選

目次

こんにちは。中小企業診断士&ITストラテジストの唐澤です。

みなさんは「2025年の崖」という言葉をご存知でしょうか?
これは、経済産業省がDXレポートを通じて警鐘を鳴らしている、日本企業のデジタル化の遅れによる経済損失のことを指します(レポートのリンクはコチラ)。特に中小企業にとっては、この「崖」を乗り越えることが今後の生き残りを左右する重要な課題となっています。

本日は、中小企業の経営者の皆様に向けて、「2025年の崖」の概要と、今から備えるべき3つの対策についてお話しします。

 

1.「2025年の崖」とは何か?

「2025年の崖」とは、2025年以降、デジタル化やDX(デジタルトランスフォーメーション)に対応できない企業が、年間最大12兆円もの経済損失を被る可能性があるという予測です。

特に、以下のような中小企業は要注意です。

・デジタル化が全く進んでいない企業
・急成長してバックオフィスが追いついていない企業
・何らかの経営課題を抱えており、デジタル化の必要性を感じている企業

 

2.中小企業が今から備えるべき3つのこと

 1. 自社の現状を正確に把握する

まずは、自社のデジタル化の現状を正確に把握することから始めましょう。経済産業省が提供する「DX推進指標」を活用すると、自社のDX推進状況を客観的に評価できます。

2. 段階的なデジタル化計画を立てる

一気にすべてをデジタル化するのは難しいです。まずは、以下のような比較的取り組みやすい領域から始めましょう:

・バックオフィス業務のデジタル化
・顧客管理システムの導入
・社内コミュニケーションツールの活用

これらの小さな成功体験を積み重ねることで、社内のDXに対する理解と協力を得やすくなります。

3. DX人材の育成・確保

DXを推進するには、デジタル技術に精通した人材が不可欠です。しかし、中小企業にとっては、そのような人材を外部から採用するのは難しいかもしれません。

そこで、以下のような方法を検討してみてください:

・既存社員のデジタルスキル向上のための研修実施
・外部専門家やコンサルタントの活用
・デジタル人材の兼業・副業の受け入れ

これらの方法を組み合わせることで、自社に適したDX人材の確保・育成が可能になります。

 

3.まとめ

「2025年の崖」は、中小企業にとって大きな脅威ですが、同時に大きなチャンスでもあります。デジタル化やDXに早期に取り組むことで、業務効率化や新たなビジネスチャンスの創出につながる可能性があります。今すぐにDXへの取り組みを始めることが、中小企業の競争力強化につながると確信しています。

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