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中小企業でもIT戦略は必要!デジタル化時代に求められる考え方とは?

「IT戦略」とは何でしょうか?

一般的には、経営戦略に沿って、IT(情報技術)をどのように活用するかを決める計画とされています。しかし、中小企業ではIT戦略は必要ないと思っている方も多いのではないでしょうか。

企業にとってのIT

ITは企業にとってコスト削減や効率化だけでなく、新しい価値や競争力を生み出すための重要なツールです。したがって、ITは単に機器やシステムを導入するだけでは意味がありません。
それらをどう使うか、どう組み合わせるか、どう改善するかということが重要です。そのためには、自社のビジネスモデルや目標、現状や課題、市場や顧客のニーズなどを分析し、それに合わせたITの投資や運用を行う必要があります。
これこそがIT戦略であり、ITの恩恵を最大限受けるには企業の規模にかかわらず必要となります。

デジタル化の時代

さらにデジタル化が進んだ今の時代では、ITはあらゆる事業戦略に関与します。
例えば、

  • 人事では、オンラインでの採用や教育、在宅勤務導入、人事評価システム
  • 営業では、CRMやSFAの活用、ウェブサイトやSNSなどでの集客や販売促進
  • 製造では、生産システムの導入、IoTやAIなどでの品質管理や生産管理
  • 財務では、クラウド会計システム導入、オンライン決済
  • 総務では、電子契約、承認システム

このように、あらゆる戦略を検討するうえでITは不可分なものとなっています。

つまり、今までのITに対する考え方は、ただ必要な機器やシステムの投資計画など「購買」に関する視点のみで考えておりましたが、デジタル化の進んだ今の時代は、組織全体の業務効率や競争力を高める役割を果たせるように全体最適を図る「戦略」に関する視点が必要になるということです。

IT戦略を立てるには

では、どのようにIT戦略を立てるのでしょうか?
以下の図はIPAが公開している、「DX白書2023」に記載されているDX戦略の全体像です。

独立行政法人情報処理推進機構「DX白書2023」(https://www.ipa.go.jp/publish/wp-dx/dx-2023.html

まず、外部環境や現状を確認しながら達成すべきビジョンを定めます。そのうえで、ビジョン達成に向けて何をどのように取り組むのかを決めていきます。そして上図右側のように、都度修正を行いながらビジョン達成に向けて取り組んでいきます。

なお、IT戦略を立てる具体的な取り組みとして、以下の取り組み例をご紹介します。

中小企業庁「2023年中小企業白書版」(https://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/2023/PDF/chusho.html

IT戦略を立てるには、経営の視点だけでなくITに関する視点も必要となります。
そのため、経営者の方だけで取り組むことは困難であることが多です。必要に応じて経営支援機関やITコーディネータなど外部人材もうまく活用して、ぜひIT戦略に取り組んでみてください。

 

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