2024年7月22日、IT導入補助金2024のWEBサイトにて、今年度のスケジュールに関するお知らせが発表され、あと2回でIT導入補助金終了することが判明しました。本件について、IT導入補助金利用者側とベンダー側両方を徹底解説します。
ほぼ毎月募集していたIT導入補助金ですが、今回の締切を逃してしまうと、次に申請できるのは来年度以降となります。まだ申請をしていない企業や、ITツールの導入を検討中の方は、早急に手続きを進めることをおススメします。
※お知らせのリンクが変更される場合がございますので、もし見れない場合はIT導入補助金WEBサイト よりご確認ください。
1. IT導入補助金とは?
IT導入補助金は、中小企業や小規模事業者がITツールを導入する際の費用の一部を国が補助する制度です。この補助金を利用することで、経営効率の向上や生産性の向上を目指すことができます。申請枠にもよりますが、通常枠では最大450万円・補助率1/2の補助が受けられます。(下図:IT導入補助金2024より抜粋)
2.交付申請期限(IT導入補助金利用者側)
IT導入補助金の補助を受ける利用者側の期限について解説します。
表の通り、残り2回の募集が予定されておりますが、最終回の予定はまだ未定となっており、予算消化状況にもよるため、可能な限り次回の申請に間に合わせる方が無難です。
項目 | 直近の締切 | 最終回 | 備考 |
交付申請期限 (利用者の申請) |
2024年8月23日(金)17:00 | 未定 | 残り2回募集予定 |
なお、申請にはgBizIDプライム※が必要であったり、いくつかの申請があるため締切の2週間ほど前から動き出す必要があります。
※詳細はこちらのWEBサイトへ
3.IT導入支援事業者・ITツール登録申請期限(ベンダー側)
IT導入補助金を使ってITツールを提供する場合、IT導入支援事業者の登録およびITツール登録が必要となります。こちらは、期限に全く余裕がなく即時に動く必要があります。
項目 | 直近の締切 | 最終回 | 備考 |
IT導入支援事業者・ ITツール登録申請期限 (ベンダー側) |
次回が最終 | 2024年7月30日(火)17:00 | ・変更申請も今回が最終 ・IT導入支援事業者に登録する場合、初回1ツールしか登録できない |
ベンダー側の登録は、とにかく時間がないため検討されている場合は、まず申請してみることをおススメします。
4.ポイント
2024年のIT導入補助金終了までのスケジュールが発表されましたが、これらの期限を逃すと今年は申請できません。特に、初めて申請をする企業にとっては、書類の準備や手続きに時間がかかることがありますので、早めの行動が必要です。特に、締切直前は申請サイトへのアクセスが集中し、手続きが完了しない可能性があるため、余裕を持って準備を進めることが重要です。
5.まとめ
IT導入補助金は利用者側・ベンダー側双方が円滑にツール導入できる、魅力的な補助金です。そのため、申請期限が迫っている今、迅速な対応が求められます。締切直前のアクセス集中にも注意しながら、期限をしっかりと確認し、必要な手続きを完了させ、補助金獲得を目指しましょう。
当社では、IT導入補助金活用に精通したコンサルタントが多数所属しているため、どうすることが最善か状況に応じてご提案させていただきます。短い期限でも間に合う方法を提案しますので、まずはお問い合わせください。
ご相談は以下よりお気軽にお申し込みください!
事前無料相談はこちら