文京区にて事業を行っている中小企業・個人事業主様向けに2つの補助金の公募が行われています。
1つ目は「専門家への経営相談に係る費用&事業用の電力・ガス・燃料等に係る費用」の補助金、2つ目は「生産性向上や省エネ設備に要する設備投資の経費」の補助金です。
1、令和5年度 現下の経済変動に対応するための経営相談支援補助金
本補助金では、専門家を活用した支援を受けた際の費用を最大10万円補助(補助率10/10)されます。加えて、同補助金を活用する事業者に対して、電力・ガス・燃料等に係る経費を最大10万円補助(補助率1/2)され、合計20万円の補助金を受けることができます。
経費は「令和5年4月1日から令和6年3月31日まで」の期間中に支払ったものが対象(すでに支払ったものも対象)となります。
専門家の支援については以下のような利用を想定されています。
- 事業再建や資金繰りの改善方法・事業計画の見直しについて専門家に相談したい。
- 原材料費の高騰に対応するためメニューの開発や見直しについて相談したい。
- コロナ禍による消費行動の変化に対応するため、宅配サービスの実施や通販サイトの開設について相談したい。
- コロナ禍等による主要事業の中断リスクに備え、緊急時にすぐに復旧できるようBCP 策定について相談したい。
- 事業再構築補助金等の申請代行や資料の作成について専門家に依頼したい。
- 小規模事業者持続化補助金を申請する際の経営計画や補助事業計画の内容について相談したい。
- インボイス制度とあわせて経営改善を行うため専門家に相談したい。
- 人材確保のための就業規則の見直し等について相談したい。
事業用の電気・ガス・燃料費については、経常的に発生しているかと思います。
申請すれば補助金を獲得できます。ただ、専門家の支援を受けなければ補助金の申請ができませんので、もし電気・ガス・燃料費の補助金を申請したいとお考えの方は、ぜひ弊社までご相談ください。
予算内で早い者勝ちとなりますので、ご相談は早めにすることをお勧めいたします。
2、現下の経済変動に対応するための設備投資支援補助金
本補助金は、「生産性向上」もしくは「省エネ対策」のための設備投資を後押しする補助金です。
補助上限額は50万円、補助率は4/5以内
625,000円以上の投資で満額の500,000円の補助が受けられます。
大きな設備には不向きですが、ちょっとした設備投資には活用できる補助金です。
令和5年4月1日から令和6年3月31日までに支払った経費が対象となりますので、すでに投資しているものでも構いません。
対象の設備の幅は広く、
生産性向上につながる「機械」「器具備品」「測定工具・検査工具」「ソフトウェア」「事業用家屋」「建物付属設備」「構築物」が対象となります。
さらに、省エネ対策につながる「空調設備(業務用エアコンなど)」「照明設備(LEDなど)」「ボイラー設備」などが対象になります。
これらは組み合わせて申請することが可能です。
設備投資支援補助金については1点だけ注意点があります。
補助金の交付を申請する日において、区内で引き続き1年以上事業を営んでいること、が要件となります。
※1つ目に紹介した「経営相談支援補助金」にはこの要件はありません。
すでに区内で事業を行って1年以上経過しているなら、ちょっとした設備投資に活用できますのでぜひ本補助金を活用してみてはいかがでしょうか。
こちらも予算に達した時点で終了となりますので、ご利用の際は早めに申請することをお勧めいたします。
3、DXに向けての本補助金の活用方法
経営支援相談補助金については、専門家の支援として、DX化に向けた計画立案やDXを活用した経営改善の相談などに活用することが可能です。
また、設備投資支援補助金については、生産性向上を目的としたソフトウェアの導入に活用することが可能です。
とはいえ、これまでアナログな方法で業務を進めてきたので、DXと言われても、どこから始めるべきかわからないという方も多いと思います。
そのような方は、以下の記事をお読みください。
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